どろどろ昼メロなアベミハ←水
これはアフタ06年6月号感想にてわたしが妄想していたものです(またか!)
面白かったので(わたしの頭が)抜粋してみました。
あ、本誌内容とは全く関係ありませんので単行本派の方もご心配なく(それも感想としてどうなの・・・)。
書いたときのままマルッと載せておきます。
えーとですね、阿部と三橋は付き合ってて、結構純情ラブカップルだったりするわけですよ。で、デートの約束をするんだけど三橋が急にこれないって云うの。ドタキャンされて、なんだよーとか思いながら、ひとりで街をぶらつく阿部。そこで、んーと、三橋に似合いそうなマフラーを見掛けて買ったりするんですよ。こないだ失くしたっつって寒そうにしてたから丁度いいやとか思って。それでレジで「プレゼント用に包装してください」とか云ってね。で、ふと外を見ると三橋が歩いてるんだよ。しかも別の男と一緒にいるの。え、って固まる阿部。家の用事で行けなくなった、って云ってたのに。そいつとすっごく仲良さげに歩いてるわけですよ。肩抱かれたりとかしてね。思わず目の前がスパークする。ふざけんなよ、どういうことだよ。走って詰め寄りたいと思うんだけど「お客様?」ってレジのひとに声を掛けられてハッとする。それであわてて品物を受け取って店の外に出るんだけど、その頃には見失ってしまう。呆然と立ち尽くす阿部。この辺で初雪が降り始めたりしてね。はしゃぐ周りのカップルとか家族連れのなかで、阿部は動けなくなってしまう。
んで次の日、何事もなかったかのように、昨日はごめんね、って声を掛けてくる三橋の首にはあたらしいマフラーが。それどうしたんだよ、って訊くと、三橋は一瞬、あ、って顔をしたあとに、・・・親に買ってもらったんだ、って云う。直感的に阿部は嘘だって悟るんですね。何で三橋はそんな嘘なんて、昨日のやつに買ってもらったのか、あいつは誰なんだよ、とか思うんだけど、そうかとしか云えないの。阿部の心は、三橋はオレのことを裏切ってるんじゃないかという気持ちでずっしりと重くなる。何もかもが疑わしくなって、だんだん追いつめられていくんですよ。三橋の些細な挙動ひとつひとつにも虚偽を感じてしまう。完全に末期ですね。真っ暗な部屋で、あの日三橋のために買ったけれど渡せなかったマフラーの糸をしゅるしゅるとほどいてみたりとかする。ちょう怖ぇー!
それであるときまたデートに誘うんだけど、用事があるからごめんね、って云われる。またあいつと会うんだな、と思った阿部。このへんで何かが切れちゃってます。それでもどうしてもその日に会いたいから、その用事が済んだ後でいいからオレの家に来てくれって。三橋はなんだろう、と思いながらも頷きます。
で、夜に阿部の家をおとなう三橋のことを、真っ暗な部屋の窓からじっと見つめる阿部。そんで三橋を部屋に招きいれて、後ろ手でそっと部屋に鍵を掛ける。ガチャッというその音に三橋は、えっ、て振り返るんだけど、阿部がこわいくらい真顔で三橋のことを見ていて、思わず怖くなって後ずさってしまう。なぁお前今日何処いってたの、って抑揚のない声で阿部が云う。ちょっと用事で、って目を逸らす三橋の腕をガッとつかんで問い詰める阿部。嘘だろ、なぁお前嘘吐いてるだろ、いつから?いつからオレに嘘吐いてたんだよ今日だって誰かと一緒だったんだろって。そのとき、ふっと香水が香るんですね。何処かで嗅いだことのある香り。これは、これをつけてたのは「・・・・・・水谷?」呆然と呟くと、三橋がビクリと肩を震わせるんですよ。そこで阿部は切れちゃうんだね。そのままベッドに押し倒して(以下略)みたいな!ほどいたマフラーの毛糸で手首を以下略みたいな!
というか水谷かよ!自分でもびっくりです(エ!)。最初は榛名さんの予定だったんですが、最近ミズミハ萌えなので・・・・・・。因みに榛名さんのときは普通に、実は阿部にプレゼントをしたいんだけどどうしたらいいのかな、って相談してたのを阿部が勘違い、というオチの予定だったんですが。
水谷だと、うーん三橋が脅されてるっていうのもありかなって思いました。あぁそうだ。えーとこれは高校卒業後、大学生の話で、卒業と同時に水谷は行方知れずになってたんだけど、あるとき三橋の元に水谷から電話が掛かってくるんですよ。心配する三橋に、「三橋に会いたいんだ。でも、オレに会うことは誰にも云わないで」ってすごく真剣な声で云うので頷くんだね。それがあの阿部に見られちゃった日。会ってみたら意外に明るく振る舞う水谷に安心する三橋。このときにマフラーも買ってもらいます。で、その後もちょこちょこ会ったりしてね。阿部に再び誘われた日も水谷との約束でした。そんで阿部に(略)されちゃったりして、泣きながら帰路に着いたりするんですよ。そしたら電信柱の影から水谷登場。三橋は水谷の胸で思いっきり泣いてしまうといい。三橋は阿部のことはとっても好きなんだけど、このときの阿部は冷たくってこわくて、しかもどうしてそんな風に怒っているのかわからなくて、もうどうしたらいいかわからないんですよ。水谷は、うんうんって頷いて抱き締めてあげるよ。可哀想な三橋、三橋は全然わるくないのにね。そう云いながら、三橋の見えないところで昏い笑顔を浮かべる水谷。
その夜以来、三橋は阿部を避けるようになります。それと反比例するように水谷との親密度があがってゆく。といっても三橋は阿部のことが好きなわけですが。そんである夜、いつものように三橋の元を訪れる水谷。あ、三橋は親元を出て一人暮らしです。ケーキ片手に遊びに来るんだよ。で、仲良く食べてると、水谷が「三橋、口元クリームついてるよ」って笑って、三橋はあわてて拭うんだけど、「あはは逆、逆。いいよオレ取ってあげる」って水谷がテーブル越しに身を乗り出す。この頃には好感度すごい高いので三橋は疑いもなくありがとう、って頷きます。水谷の顔が近付いてきて、えっと思ったときには遅く、キスされちゃうんですね。呆然とする三橋の唇を舐めて、水谷は「ごめんね三橋。またひとつ阿部に秘密が増えちゃったね」って笑うんだよ。
ひー!済みませんすっごくたのしくなってきました!こういう躁鬱攻めは大好物です。
でもいい加減また感想から脱線しすぎだと思いました・・・先月のレストランといい、ちょっとやりすぎですね私・・・。
まぁここの感想は妄想が売りなのでゆるしてやってください・・・。
えーとこの後水谷vs阿部みたいなどろどろに発展しちゃうわけですね!
あと憔悴する三橋の元にまた第三の男が!とか。たのしいけどさすがにそろそろやめます。
・・・えー昼メロ愛憎劇は大好きです。もう何も云うまい・・・。
2005.06.04