西浦レストラン物語
これはアフタ06年5月号感想にてわたしが妄想していたもので、
反響があったので抜粋してみました。
あ、本誌内容とは全く関係ありませんので単行本派の方もご心配なく(それも感想としてどうなの・・・)。
書いたときのままマルッと載せておきます。ノリノリだなわたし・・・。


(本誌にファミレスの描写が出てきて、すごいモブで描かれた店員に超反応したことから始まりました・・・↓)

ファミレスの店員が三橋っぽくてちょっと萌えました・・・
バイトしてたら絶対可愛いよ〜。萌えドジッ子メイドだよ。別に誰もメイドとは云っていない。
・・・えーとそんなレストラン妄想をしていたら思いのほかバカ長くなってしまったので一応反転させておきます・・・。

厨房は阿部でいいですよ。白いコック服似合いそう。ホールチーフは栄口くんね。バーテンみたいな格好しててほしい。
水谷もホール。三橋に先輩風吹かせて「オレになんでも聞いてね!」とか云っては「偉そうなこと云ってんじゃねぇよ」とか阿部に云われてる。不憫・・・。花井はねー店長の甥っ子とかで暫くの間店長代理を務めてます。いつもは厨房兼マネージャー。頭にタオル巻いて眼鏡で中華鍋ふるって欲しい。ソルベしちゃうよ!か、かっこいい・・・!(趣味)
あ、いっそ大学生パラレルとかで急遽店長代理を頼まれた花井(いつもは厨房)がたまたま同じ講義を受けてた三橋(別に友達ではない)をスカウトするといいよ。歩いてたら三橋が急に倒れたのを抱きとめてあげる。で、慌てて「おい大丈夫かよ!」と云うと「お・・・」「お?」「おなかすいた・・・」と云われる。呆れながらパンを買ってきてあげるんですよ。
「腹すかせすぎて倒れるとか今時ありえないだろ・・・」
「う・・・ごめ ん、なさい。あの、オレお金、もってなくって・・・」
「あーいいよいいよ。そんくらい奢ってやるからさ」
「! あああ、ありがと う! えと・・・」
「花井あず・・・・・・いや花井でいいよ。1年」
「あ、ありがとう花井く ん。えと、オレは三橋です。三橋廉。オレも一年生、です」
「で、三橋。なんでそんな倒れるまで何も食ってなかったわけ?いくら金ないったってさすがに限度が・・・」
「・・・・・・え、と・・・その・・・いつもは仕送りして貰ってる んだけ、ど・・・親が忘れて旅行いっちゃって・・・」
「はあ。それにしたって連絡の取りようはあんだろ?」
「・・・電話できなくって、えっと、無人島で無線しか連絡とれないとこだから・・・島の、名前も覚えてないし・・・」
「・・・貯金は?」
「滅多に使わなかったから、暗証番号わすれちゃっ て・・・・・・」
「・・・・・・家には?」
「こないだ家にあるお金ほとんど貸しちゃったばっかりで・・・貸したひと、も行き先わかんない んだ」
「(騙されたんじゃねぇだろな・・・) ・・・カードは?」
「何処にあるかわかんない・・・オレ、よくモノなくす から親が預かってるってゆって・・・」
「・・・・・・・・・・・・因みに今いくらもってる?」
「家に三千円、くらい」
「親っていつ帰ってくんの?」
「・・・・・・たぶん、一ヵ月くらいした ら」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰かカネ貸してくれそうな友達いねぇの?」
「・・・あの・・・・・・えと、オレ、友達とか・・・ぜんぜん いなく、って・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
それで見かねた花井がそういえば人手が足りないしってお店に三橋を誘うといいよ!
ちょっとこれ楽しそうじゃないですか!お坊っちゃんな三橋はバイトなんてしたことなくって、それでも折角誘ってくれた花井の好意を無駄にしないために頑張って働くんだよ!阿部は最初「ンだよ、とろくせーな」とか苛々してるんだけどそれでも頑張る姿にだんだんこころを開きだす。でもドジばっかりしちゃって自信なくて堪えきれずに店の裏で泣いちゃったりする三橋に遭遇して手をギュッとして「お前は頑張ってるよ! きついこと色々云ったけど、別にお前のこと嫌いで云ったんじゃねぇよ。・・・オレはお前のことスキだよ!」(ほんとは泣かせたくなんかない、いっつも笑顔でいさせてやりたい。・・・これが恋か!!)みたいなね。か、完璧じゃないか・・・(笑)。
水谷はやっとできた後輩でやったーこれで下っ端じゃないぜ!こき使ってやる!とか思ってたんだけど三橋があんまりにも小動物でかわいこちゃんなんでもーメロメロですよ。結構仕事ができるタイプなので、三橋もキラッキラッした目で見るんですね。それがまた快感。栄口くんも一生懸命な三橋を気に入ってます。やさしく仕事教えてあげて、ときどき夕飯も招いてあげるといいよ。もしくは三橋んちに食事つくりにいってあげるとか。餌付けは完璧です。ベテラン度は栄口≧花井>阿部>水谷かな。そんで有名なシェフで阿部の先輩の榛名さんとかも阿部を冷やかしに店に遊びにきます。三橋を気に入ってナンパしちゃうよ。それに切れる阿部。このふてぶてしい後輩がここまで気に入ってるなんてめずらしい!と吃驚しつつニヤニヤ笑ってちょっかいかけてくるよ。そして本気になってしまうのだった(王道)。
泉くんはケーキ屋さんの息子で、たまたま代わりに配達に来て三橋を気に入るよ。泉くんもパティシエを目指していて試作品を食べてもらいにくるの。そんときに三橋がもーすっごくおいしそうに食べるので嬉しくって、それからお店への配達は泉くんが毎回来てくれます。三橋はお坊っちゃんらしく舌も肥えているので、アドバイスとかするといい。それが結構的を得てたりしてね。感心しちゃうんだな。
みんなちょっとバラつきはあるけど大体大学生くらい。あ、榛名さんは20代前半でいいかな。若き天才シェフ。
で、田島さまは近所の高校生(中学生でもかわいいなあ)で、しょっちゅう遊びに来てはつまみ食いしています。お爺さんが有名な料理評論家で、お父さんは三ツ星ホテルの総料理長、お母さんは主婦のカリスマ料理研究家、きょうだいもみんな料理人の道を歩んでいるエリート一族の末っ子なの。でも田島さまは逆に身内にそれだけいるんだからオレはつくるひとより食べるひとになりたい!と云って自分の理想の味のレストランをつくるのが夢。花井たちの店の味が今のとこいちばんのお気に入りで、将来オレが大人んなったらオレのレストランで働いてよ!とおねだりちゅうです。三橋のことも気に入って「絶対オレの店来てよ!一生不自由はさせないからさっ!」とニカッと笑顔でプロポーズ紛いのスカウトをしています。
えーとあと誰出そうかなあ・・・。ライバル店が桐青メンバーとか? 利央、準さん、和さん、慎吾さんがいればいい。
準さんと利央が買い出し中の三橋にぶつかって、ぶちまけちゃった中身を拾ってあげるといいよ。お決まりのオレンジやら林檎やらを紙袋いっぱいに詰めててね!そんで潰れちゃった果物を見て三橋が泣きそうになるので、あわてて持ってた試作品のケーキをくれるんだよ。桐青はフランス料理屋かなー。準さんはソムリエで、利央は料理学校の元後輩なのね。稀代の天才シェフと云われてる兄(笑)と比べられるプレッシャーで料理学校をドロップアウト、今はウェイターとしてバイト中です。将来に悩む若人ですが、三橋と出会ったことで、小さいころの夢だった写真家をまた志してみたり。和さんと慎吾さんは共同オーナーかつシェフ。料理学校で同室(学校は全寮制)だった慎吾さんと意気投合して一緒にお店をやることに。

・・・・・・・・・えーと我に返りました。妄想しすぎですね。我ながら自分の妄想力にはおそろしいものを感じる。
どうでもいいですが西浦っ子のお店の名前はペシェ。フランス語で桃という意味だよ。
案の定オーナーはモモカンです。私だけがとってもたのしい・・・妄想は続くよどこまでも。






死ぬほどたのしかったです。後悔はしていない。
いいですね!と云ってくださる方もちらほらいらっしゃって、調子に乗ったわたし。
この設定で小説書こうかと画策してます・・・いやでも萌えますよねパラレル・・・!
2005.06.04